CT scan
頭部、頚部、胸部、腹部、骨盤部を1mm間隔の輪切りにした断層撮影を行い、炎症や腫瘍など内臓病変の評価を行います。
検査時間は1分程です。
判断が難しい画像は放射線診断専門医に遠隔二次読影を依頼しております。
被曝による身体への影響は、検査を受けるメリットによる影響よりも非常に小さいです。
※ CTによる少量の放射線とガンのリスクとの関係は科学的に明らかではなく、喫煙を始めとしたガンのリスク要因よりも非常に小さいとされています。詳細は国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構のホームページを参照ください（https://www.qst.go.jp/site/qms/1889.html）。
AIDR 3D Enhancedの搭載された機器を使用し低被曝での撮影が可能です。
自然界からの日本人の年間被曝：２.１ mSv
胸部単純CT撮影：１.０〜３.４ mSv
胸部〜骨盤単純CT撮影：６.９ mSv
（キャノンメディカルシステムズ株式会社より提供）
環境省「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料（平成26年度版）」 第1章 放射線の基礎知識と健康影響 https://www.env.go.jp/content/900413156.pdf より
X線単純撮影では評価困難な早期の肺癌、肺炎やスリガラス状の肺びまん性陰影などを評価します。
X線単純撮影で異常なしの評価を受け紹介となり、CTで肺炎や肺癌を認めた症例。
超音波検査のように身体内の空気や脂肪の影響を受けないため、胸腔はもちろんのこと腹腔深部の病変の評価も可能です。